帰る実家、帰りたい実家、ありますか？

 

私事ですが、このたび実家の売却が決まりました。

良くも悪くも今の私ができあがったのは実家で過ごした日々によるもので、言葉に表せない取り留めのない感情が頭の中を駆け巡っています。
ただ、多くの方が「実家がなくなる」ことに際して、覚えるのであろう寂しさや悲しさがほとんどありません。
物心ついて初めての引越しが近隣に歓迎されていなかったような記憶と、日々繰り広げられる兄弟喧嘩、両親の言い争いばかりが思い出され、楽しかった思い出がスムーズにでてこないからでしょうか。
なんて言いましたが、実際は大きな達成感が原因です。実家売却に向け知識をつけるべく不動産業界に飛び込んだ私は、リスク洗い出しのために役所調査を自分で行い、個人的に査定までしていました。結果、その査定金額に近い価格で売却が決まったのです。

正直帰りたい実家ではなかったけれど、私の成長を見守ってくれてありがとう。
あの場所で新しく生活を始める人が、どうか幸せに暮らしていけますように。

以上、今回は業務部よりお届けしました。
時節柄ご自愛くださいませ。

※写真の注釈
それなりに楽しく過ごしていた中学時代の私の作品（花瓶）です

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