こんにちは。
いつもブログをご覧いただきありがとうございます。
コンサルティング営業部です。
厄介者の台頭で、以前よりご自宅で過ごす時間が増えた方も多いのではないでしょうか?
そんな時にぜひ挑戦していただきたいのが「持ち物のメンテナンス」です。
今回は、皆様がほぼ毎日使っていらっしゃるであろうアイテムのメンテナンスについてお話させていただきます。
それは………
革靴です。
外出される時は必ず使用されますよね?
オフィスカジュアルが浸透してきておりますが、皆様1足はお持ちかと思います。
日本はお辞儀の文化ですので、何かと足元に目がいく機会が多いです。
また、「足元を見る」という言葉がありますが、昔の駕籠かき(かごかき:江戸時代まで存在した駕籠をかつぐ職業の人の総称。今でいうタクシーのイメージでしょうか)が、旅人の足元(履き物)の状態から疲れ具合を見て、それにつけこみ法外な駕籠賃(運賃)を要求したことに由来します。
足元がおぼつかないほど、あるいは汚れきるほど疲弊し、とにかく駕籠に乗りたいという心理を利用して利益を得ようとしたことから「相手の弱みにつけこむ」という意味で使われるようになりました。
この記事に目を通して下さった皆様はそんな事をさせないためにも、ぜひとも靴をメンテナンスしキレイにしましょう!
前置きが長くなりましたが、革靴のお手入れ方法をご紹介いたします。
私は元々洋服屋に勤めておりまして、その時の師匠に
「靴磨きは化粧と同じ」
と教えられました。
私は男で化粧をしないので当時は「??」でしたが、
化粧落とし→洗顔→下地→各所のメイク
と、行うように正しい順序があるという例えでした。
と、いうわけでまずは靴の化粧を落としましょう!
①汚れ落とし
シューレース(ひも)のついている靴の場合、シューレースを外してからお手入れするのがベターです。
まずはブラシでホコリを取ります。馬毛などの柔らかいブラシで軽くブラッシングしていきます。
その後、固く絞った布で水拭きをします。
この工程でタオルを使おうと思ったそこのあなた!
お気持ちはわかりますが、タオルのように繊維が立ったものを使うと革を傷めてしまい、ツヤも出しにくくなります。目の詰まった布が良いです。いらなくなったTシャツ(コットン100%のもの、ポリエステルなどの化学繊維が入ったものは避けましょう)を使いやすい大きさに切って使うのがオススメです。
……とお伝えしましたが、私は面倒な時はコンビニなどでもらうおしぼりを使っています笑
※ちなみに、表皮を「皮」、なめし加工をしたものを「革」と表記します。
日ごろの感謝を込めてしっかり汚れを落としていきましょう!
続いて洗顔
②クリーナーで汚れを落とします。
乾いた布にクリーナーを付け、全体を拭いていきます。
ちなみに私はこの工程を端折ることが多いです。
その際は、代わりに①の水拭きを念入りに行います。
続いて下地を整えます
③クリーム入れです。
下地を整え、革に栄養をあげる工程です。
②で使用した布から取り替え、クリームを全体に薄く塗布していきます。
歩く度に曲がる甲の部分が一番傷みやすいので念入りに。
次はまた新しい乾いた布に取り替え、余分なクリームを拭き取りつつ磨いていきます。
クリームを厚く塗ったままにしておくと、革の表面の通気が悪くなったり、クリームが固まってひび割れしやすくなったりしてしまいます。
下地だけでOKという方は最後にしっかりブラッシング(豚毛)をして終了です。
ツヤを出したい方は最後にもう1工程です。
(この④の工程に進む際は③の最後のブラッシングを、ある程度のツヤが出るまで念入りに行っていただくとツヤが出しやすくなります。)
また新しい布に取り替え、人差し指と中指に少しきつめに巻き付けます。
湿らせた布に靴と同色、もしくは無色のワックスを付け、円を描くようなイメージでワックスを塗っていきます。
この時、ワックスは全体にではなく、つま先、かかとの2箇所を集中的に仕上げると効果的です。
私は普段使いの靴は、つま先にだけ施します。
更にピカピカにされたい方は、上記工程の後、ツヤを出したい箇所に直接水を数滴落とし、乾いた布で磨き込んでみて下さい。比較的簡単にツヤ感が増します。ブラッシングでもOKです!
以上でメンテナンス終了です。
普段使いではこの位のツヤで十分なのですがムキになって後日、本気磨きの後、部屋まで持って行き、蛍光灯の下で撮り直しました。
本気出すとこのくらいツヤツヤにもできます。笑
今は動画コンテンツも充実しており、私の拙い記事より遥かに分かりやすい投稿が沢山ありますので、そちらもご参考になさってください。
この記事はウンチクとメンテナンスに興味を持つきっかけとしてお役に立てましたら幸いです。
全部やるのは面倒くさい! そんな時間ない! という方もいらっしゃるかと思います。
私も面倒臭がりなので色々試した末、②の工程を端折ったりして工夫しています。
面倒と思ってしまう方は、続けるためのアレンジ方法も模索されてみてはいかがでしょうか?
まず「やってみる」こと、そして少しずつでも毎日「続ける」ことが大切です。
筋トレと同じですね!(自戒)
ピカピカになった靴を見ると、見慣れたいつもの靴が新鮮に見えたり、キレイに使おうと思っていただけたりするのではないでしょうか。
忙しいと疎かになってしまいがちですが、持ち物のメンテナンス、ぜひ挑戦してみて下さい!
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