『もし子を食わんとするときは、この果を食べよ。
香味人肉と違うことなし』
五百の我が子を育てんとする鬼子母神は、
力をつけるため人の子を食らっていました。
これを見かねた釈迦は鬼子母神が溺愛する末子を隠し、
鬼子母神は世界中を七日かけて探し回りました。
子を失う悲しみを知った鬼子母神は改心し、
子供の守り神となりました。
その時、鬼子母神は釈迦より柘榴を手渡され
冒頭の言葉を告げられたのです。
みなさまこんにちは。
財務経理部です。
先日、父の三回忌を迎えました。
寺の軒先に実る柘榴を見かけて思い出したのが、この伝承です。
親の法事で、親の愛に纏わる果を見かけるとは。
『親孝行 したい時に 親はなし
石に布団は 着せられず』
まだ還暦を過ぎたばかり、孫の誕生間近という時分に逝った父。
この冷たく苦い句を、私はこれからずっと噛みしめることになるのです。
みなさまは、どうぞご家族をお厭い下さい。
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