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深夜の徘徊?


こんにちは、業務部です。

ある夜の出来事です。
トイレに行きたいと思った私は、自宅の近くに公衆トイレが
あることを知っていたので、エントランスを出てその公衆トイレに向かいました。

用を足し、すっきりしたところで、スーパーで買ってあった
缶ビールを「プシュッ」と開け、飲みながら歩き始めました。

当てもなく歩き続け、2本買ってあった2本目も飲み終えた頃、
お腹が空いていたことに気づいた私は、
ちょうど通りかかったラーメン屋に入ることにしました。

店の中に入ると、サラリーマン風の団体が1組、カップルが1組いて、店員は1人。
若干店じまいを始めていましたが、「どうぞ~」と案内されたので、
席についてラーメンを注文しました。

こってりとした家系ラーメン、麺を食べ終える頃、昼は食べ放題のライスが
夜は有料でしたが追加注文し、残ったスープ・海苔と一緒にたいらげました。

店を出て、また当てもなく歩き始めると、路上に喫煙スペースを発見したので
食後の一服。

歩いていないと少し肌寒さを感じる気温、飲んだ缶ビールと食べた
ラーメンのおかげか、まだなんとかなりそうだと思いながら、
今度は逆方向に歩き始めることにしました。

その頃には、もうほとんどのお店がしまっていて、開いているお店と言えば
コンビニくらいでした。

そろそろヤングジャンプが店頭に並び始めているかな、と思いながら
コンビニをはしごしていると、急にお腹が下りだして
コンビニのトイレをお借りすることにしました。

トイレから出ると、ヤングジャンプが並んでいるのを発見しましたが、
そこのコンビニは立ち読みが出来ないよう包装されたまま置かれていたので、
あきらめてまた別のコンビニへ向かい歩き始め、2~3軒はしごしたところで
ようやく立ち読みが出来るところを発見し、毎週読んでいる漫画だけを読み終え、
ホットコーヒーを購入しようとしましたがやっぱりやめてそのまま店を出ました。

さすがに歩き疲れ、足に疲労を感じ始めたので、マッサージにでも行こうかと
数軒のマッサージ屋さんに向かってみるも、うすうす分かっていたことでしたが
クローズしていました。

歩き始めた頃には数軒のマッサージ屋さんが開いているのを確認してはいたので、
こんなことなら最初にマッサージから行っていれば良かったかな、と思いながらも
またふらふらと歩き始めました。

今度はまた別の方向に歩き、ひたすら歩き続けましたが、やはり明かりが
ついているのはコンビニくらいで、用もなく入っては、
何も買わずに出てを繰り返し、途中見つけた100円自動販売機で
ホットコーヒーを買って、また飲みながら歩きました。

来た道を戻り、またまた別の方向へ歩き出し、着いたところはお寺でした。
誰もいないだろうなと思いながら通りを歩いていると、
意外と参拝客がちらほらいました。

賽銭箱にお賽銭を投げ入れ、二礼二拍手一礼をし、
やや長めにお願い事をしてからお寺を後にした私は、
また路上に喫煙所を発見し一服しました。

普段は人の多い通りを、1人ふらふら歩いていると、
空が少しずつ明るくなってきました。
どれくらい歩いただろうとスマホのヘルスケアアプリを立ち上げると、
約20,000歩も歩いていることに気づき、どっと疲れが押し寄せてきました。

さすがに歩き続けることに疲れた私は、近くのバス停にあった
ベンチに座りスマホでゲームをしながらしばらく時を過ごしました。
しかし、ゲームをしていてスマホの電池が無くなっても困ると思い、
少し歩いて近くの公園へ行きました。
 
話は遡って、この日私は出張で帰りが遅くなり、
スーパーで買い物をしたりして、家路に着いたのが23:30頃でした。

玄関の鍵を開け、玄関扉を引くと、思わぬところで扉が止まってしまいました。
ドアロックがかかっていたのです。
しかも、家族は皆寝てしまっているようで、少し開いた扉の隙間から呼んでみても
反応が無く、電話をしても全く出る気配がしませんでした。

仕方なく1階に降りて、エントランスにあるソファに座って電話をし続けてみるも、
一向に出る気配はありません。
30分くらいエントランスで過ごした頃、尿意をもよおしたのです。

休日の昼間は子供たちで賑わう公園も、さすがにこの時間は誰もいません。
ベンチに座り、さてどうしたものかと途方に暮れていると、
遂にスマホが音を出しました。
ようやく目を覚まし、事態に気づいて電話をくれたようですが、
その時間は6:00頃でした。

自分の家に入れるなんて当たり前のことなのに、この時ばかりは
とても幸福感と安心感を得ている自分がいました。

不思議と眠気は無く、目は冴えていたので、シャワーを浴び着替えをして、
いつもよりゆっくりとした朝を過ごし、いつものように出社しました。

途中何度もビジネスホテルに泊まってしまおうかと思ったのですが、
チェックインしたとたんに電話が来る気がして、
ずるずると6時間程夜の街をさまよったお話でした。

その日の午後、猛烈な睡魔と筋肉痛に襲われたことは言うまでもなく……。


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